3月23日、AMYの卒業式と、ホテルでの「卒業を祝う会」から帰宅。
とても疲れたので、真っ先にブンたちの顔をみるべくラックに歩み寄る。
「ただいま~!」
…!?
銀ちゃんとチャイのケージには今、箱巣が設置されている。
箱巣の上蓋は1/3ほど切り落としてあるので、
夫妻はそこから出入りするし、人間は中がよく見える。
仕切られた二部屋のうち奥の方には、皿巣を小さく切って敷いたすり鉢状の座布団があり、
そこで卵を産み、温めている。
…はずだった。
自分たちで巣に持ち込んだ紙切れを、掛け布団のように被って喜んでいるブンたち。
箱巣の手前の部屋、しわしわの紙切れの下にチャイの伸びた脚が見えた。
銀ちゃんは止まり木にいる。
なんでこっちの部屋にチャイがいるんだ!?
「チャイどうした?チャイ!AMY来て、チャイが変っ!」
どきどきしながらラック全体を覆う透明シートをはぐり、急いでケージに手を入れた。
あかん…。完全に冷たい。いつだったんだろう。
いつも声かけて全員を確認して出掛けるのに、今朝はバタバタと卒業式に出掛けたから、
遠くからしか見ていなかった。今日に限って!!!
手の中の冷たいチャイは怪我した様子もないし、卵秘の気配もない。
たくさん卵産んで、ずっと抱卵してて、体力落ちてたのかな。
どうして、卵がみっつある奥の部屋じゃなく、こっちにいたのだろう。
こんなことなら、もっともっと小松菜やみかん食べさせてあげればよかった。
わかってあげなくてごめん…。
銀ちゃん、ごめん。
脚弱の脚がだらんと伸びきっていたけれど、体は冷たいけれど、
柔らかい色の羽はふわふわで、嘴の色のまだきれいで。
AMYと代わる代わる暫く撫でて、
AMYの部屋のベランダにある百合のプランターに埋葬した。
ここには、かつて孵化したけれど駄目になった雛も2羽眠ってる。
ずっと書けなかった。落鳥からもう三週間過ぎたのに。
チャイ亡き後、銀ちゃんはひとりで卵3個を温めてみたり、
時々、雌が雄を呼ぶときみたいなヒステリックな声でチュンチュンと叫び続けてたりした。
箱巣は落鳥の週末に撤去、ずっと夫婦で暮らしてたケージが急に広くなった。
最近ようやく、銀ちゃんは変な鳴き方をしなくなったみたい。
放鳥するとになちゃんに踊りながら迫ってみたり、
何故か隣のケージの白チャンに熱心に求愛ソングを歌ったり、よくわかんない(笑)。
2006年10月2日千葉生まれ、2011年3月23日他界。
いつも脚が流れてたけど、可愛くて愛情深いチャイ、
たくさんたくさんありがとう。
私はいい飼い主じゃなかったけれど、とびきり素敵な伴侶と出逢えたよね。
さよなら。
もしも。もしよかったら、またうちに来てくれたら嬉しいな。